日本食の象徴に「発酵食品」があり、多くの日本食に味付けや具として取り入れられています。
発酵食品とは食材を微生物などで発酵させて加工した食品で、発酵することで食品の風味を変えたり保存性が高くなります。
そして食品を発酵すると栄養価が高くなり、免疫力を高めるような健康効果が得られます。
ここで日本食でよく使われる発酵食品を、3つ紹介します。
発酵食品その1 醤油
あらゆる日本食の味付けに使われる醤油は液体ですが、大豆と小麦を発酵させて作られます。
英語では「Soy Sauce」と言いますね。
種類は「濃口(こいくち)」「淡口(うすくち)」「溜(たまり)」などをはじめ、最近は「刺身用」「ご飯用」なども人気があります。
発酵食品その2 味噌
日本の食事にはご飯と味噌汁がセットになっているスタイルがスタンダードですが、味噌汁を作るときの味の要になるのが「味噌」です。
味噌も大豆を発酵して作った、発酵食品です。
味噌は発酵さる過程や原料の違いで色や味に変化が起こり、日本では地域によって主に使われる味噌の種類に違いがあります。
旅先のホテルやレストランで出てくる味噌汁の色が違うのは、使う味噌が違うからです。
発酵食品その3 納豆
多くの日本人がほぼ毎日でも食べられるほど大好きな納豆は、海外の人には人気がありません。
この納豆も発酵食品の一つで、大豆に納豆菌を加えて発酵させて作ります。
ご飯にかけて一緒に食べるのがスタンダードな食べ方ですが、お好み焼きや卵焼きに入れて食べることもあります。
まとめ
発酵食品は日本の食文化と切っても切れない関係があり、日本酒や焼酎も発酵食品の仲間です。
納豆は独特の風味が受け入れにくいかもしれませんが、調味料やアルコールなら幅広く世界中の人々に受け入れてもらえると思います。
これらの発酵食品は保存性が高いので、お気に入りを見つけて家族へのお土産としておすすめします。