日本では鶏卵を生のまま食べる習慣がありますが、他の多くの国ではそんなことしないそうです。
卵の殻にサルモネラ菌が付着している心配があるからだそうです。
しかし日本の卵は衛生管理が徹底されていて、食中毒の心配はまずありません。
日本の品質管理は世界一
日本では法律に基づいた方法で卵を産む鶏のエサから徹底的に管理されています。
このエサを食べて成長した鶏が卵を産むと、全て集められ、そこでは徹底された方法で洗われて、検品されます。
それぞれの過程で問題無しと判断されたものだけが容器に詰められて、全国各地で販売されます。
かなり厳しい検査が続くため、市場に出回る卵は生でも安心して食べられます。
日本では食中毒は少ない
日本の卵は衛生管理が徹底されているので、生で食べてもまず食中毒にかかることがありません。
しかし日本でも年間1000人近くの人が卵で食中毒になるそうです。
でもその理由は生卵からのサルモネラ菌感染ではなく、調理する人の手に他の食材から菌やウイルスが付着して、それが卵に生卵に入った場合です。
そしてもう一つは、腐った卵を食べた事が原因です。
どちらも販売された卵が不衛生だったと言う理由ではありません。
したがって、お店で食べる直前に、自分で割って食べる生卵は安全です。
新鮮な卵の見分け方
日本の生卵は傷んでいない限り、食中毒の心配はありません。
卵を割ったときに卵の黄身がふっくら膨らんでいたら、新鮮な卵のサイン。
より安心して食べられます。
そして白身にハリがある卵も、新鮮さのサインです。
まとめ
日本食の「すき焼き」や「卵かけご飯」には、生卵はかかせません。
お店でも一般家庭でも、日本では当たり前のように昔から生卵が食べられてきました。
日本の生卵は、そのまま食べても大丈夫。
ぜひ安心して、生卵を使った日本料理を食べてみてください。